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【個人教授第49・50回】走り方・シュート動作・体調不良への対応について

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先日魚住廣信先生のところへ個人教授へ伺ってきました。前回からは少し空いてしまいましたが、3月から現場で感じていた課題や疑問について質問させていただき、学んできました。

今日はその個人教授で学んだことをまとめていきたいと思います。

今回の質問は、以下のようなことです。

  • リラックスした走り方について
  • 小趾のテーピングについて
  • 女性ランナーの走り方
  • 体調不良とむくみの改善
  • 手術痕への対応について
  • サッカー選手のシュート動作について
  • 歩き方について

主な質問はこのような内容になりました。

 

リラックスした走り方について

走っているときに、前に進む感覚が得られないクライアントさんの走り方について質問させていただきましたが、下り坂を利用して気持ちよく走っていただき、脚の回転が大きくスムーズになること、ストライドを広げることを目的として下り坂を何度も走っていただきました。

下り坂を走るということは、距離が伸びるほど加速されていき、細かいことを考えず、ただ気持ちよく、大きく走ることで前に進む感覚が得られますが、このクライアントさんの場合その感覚があまり出てきませんでした。

原因の追究が中途半端

全体に共通することですが、クライアントさんに対して指導した結果うまくいかないとき、やっていることがどうこうというよりも、そもそも“なぜ”の部分の追及が浅い。

前に進む感覚が得られない“原因”があるわけですが、僕はこの原因を走り方だと思い指導をしていました。ただ、先生にクライアントさんの情報をお伝えし、整理していく中で見えてきたことは走り方もそうですが、その他にも原因があるということです。

ここで整理していった情報というのは、

  • いつから前に進む感覚がなくなったのか?
  • 下り道で走っているときは、最初から進む感覚が出ないのか?
  • 1週間にどれぐらい走っているのか?
  • どのくらいのペースで走っているのか?
  • どのような練習内容なのか?
  • 1kmのタイムはどのくらいか?
  • 大会などに出場していないか?

などで、この他にも情報を整理しつつ、ひとつひとつ紐解いていくとなぜ前に進まなくなってきたのかが見えてきました。

個人教授で学べる大きなポイントのひとつに、どのような情報を得る必要があるのか、ということが明確になることです。一番重要になるのが原因を明確にすることです。

そのためには質問の内容が大事になり、それをどこまで聞き出してからセッションを開始するのか。最初の段階である程度その後の結果は見えてしまいます。それだけ重要なのが、この原因の追究になり、質問の質になります。

下り坂を活用しても気持ちよさが出ないのであれば体調の問題

下り坂を走れば自然と加速していきますが、気持ちよく走れなければ走り方などが問題ではなく体調の問題になります。

クライアントさんは以前、下り坂を走ったときは気持ちよく走る感覚が得られていましたが、徐々になくなっていきました。

その境になったのが、大会に出場したことです。その大会というのは、山道を登るというもので、タイム制限が厳しい大会でランナーには人気の大会だそうです。

この大会後に前に進む感覚がなくなっていき、それ以来あまり前に進む感覚が得られていませんでした。ということは、考えられることは疲労であり、回復しないまま走り続けたことが原因で進む感覚がなくなったのではないかということが見えてきました。

フィーリングが良い走りができるときは気持ちも良く、楽しさをいつも以上に感じるかもしれませんが、この良い状態は2~3週間後には落ちます。ウエイトトレーニングなどもそうですが、心臓や肺への刺激も同じで、刺激の量に波を持たせることが必要になります。

それを知らず、ただ気持ちよさに任せて走り続けてしまうといつか落ちるとのこと。ここは僕自身ももっと学んでいく必要がある部分です。

その他の課題について

疲労の問題の他に、日頃行っている練習内容にも問題が見られました。

フルマラソンを3時間を切るという目標をお持ちですが、練習で行うことは、1km4分30秒設定を5~8本、10km走などです。

ここで問題なのは、目標が3時間を切るということですが、1km4分30で走ったとすると約3時間10分になります。また、1kmのベストが3分8秒ですので、ここから考えてもペースが遅く、休息時間にも問題がありました。

1kmのベストタイムから見ても、日頃走っているペースが遅くなってしまうと感覚が狂ってしまいます。この練習内容にも問題があることがわかってきました。

また走り方については、肩が触れてしまい、腕が振れていませんでしたので、ゴムやタオルを使った腕の使い方を教わりました。

このようにひとつひとつ紐解いていき、ひとつひとつを見ていき考えることで何が問題なのかが見えてきて、そのひとつひとつに対応することが必要だということを改めて感じました。

 

女性ランナーの走り方について

続いては、中学時に全国でも活躍するレベルのランナーで、現在高校で陸上を続けているランナーの走り方についてアドバイスをいただきました。

ここでも共通していたことは、情報不足ということです。

前に進む感覚がなく、ストライドが狭くなってきたので広げたいという目的で来られていますが、この方に対してももっと情報を引き出すことが必要です。

女性ランナーということを考慮すること

中学のときよりも高校のときのタイムが下がっており、この原因は何かを探っていく中でその要因となることを見ていきました。

  • 身体組成(BMI・体重・体脂肪率など)
  • ケガ
  • 練習内容
  • 貧血
  • 生活環境(自宅・寮など)
  • ストレス
  • 生理の有無

これらの中に何か問題がないか、ひとつひとつチェックをしていく必要があり、そもそもこの情報が適切に聞き出すことができていませんでした。そのため、中学から高校にかけてタイムがなぜ下がってしまったのかがわかっていませんでした。

女性の場合、生理の有無は重要で、アスリートでは無月経になってしまうこともあります。このような状態では貧血になったり、骨粗鬆症のリスクも高まると言われています。

体脂肪率が15%以下になると無月経になるといわれており、この辺りの詳しいチャックと情報の整理が必要です。

走り方について

走り方を見ていただいた時に、選手の身長は150cmぐらいですが、それ以上に大きく見えるということを先生がおっしゃられ、このスケール感も重要で、レベルの高い選手は実際の身長よりも大きく見えるそうです。

接地時間が長いことが気になっていましたが、これも練習内容の影響ではないかということを言われていましたが、やはりここでも日頃どのような練習をしているのか、ある程度は聞いていましたが、そのあたりの質問が浅く、情報不足でした。

ただ、走り方から見て下りの坂道を走らせ、気持ちの良い走りを繰り返せば改善するのではないかというアドバイスをいただきました。

この坂道を活用する場合、日頃セッションを行っている場所が50m程坂があり、その後に平地で100mぐらいの直線距離がある場所を走っていますので、平地では気持ちよく走れるところまで走り、どこまで走ればいいということを指定しないことがポイントです。

気持ちよく走れる距離で切り、それを繰り返すことでその距離が伸びていきます。また走っているときは、脚が後ろに来たときは大きくスムーズに動かす意識も持つことも重要になります。

このように走り方や下り坂を活用した練習についてアドバイスをいただきました。

 

体調不良とむくみの改善について

女性のクライアントさんの多くはむくみで悩まれていたり、体調不良で悩まれている方もいらっしゃいます。

循環が悪く、その循環を改善するために皮膚に触れた状態で呼吸をしたり、リンパを直接刺激をしたりしますが、頭部周囲などがうまくむくみの改善ができていませんでしたので、アドバイスをいただきました。

細かいテクニックを見直す

いつも学びにいくと毎度感じることは、自分が良いと思ってやってる、結果も良いと感じているテクニックであっても、常に見直す必要があるということです。

「わかっているつもり、できているつもり」になっていないかということです。

実際にこのクライアントさんの場合、セッションに通われて1ヶ月ですが体調も良くなり、「10年ぶりぐらいに身体が楽になったかも・・・」とおっしゃるぐらい変化を感じてはいるものの、見直す点は多くあります。

クライアントさんにそういう感想をいただけることはありがたいことですが、重要なことは“まだ改善できるところがある”ということです。

その箇所がテクニックの部分です。先生から考え方を学ぶことで、ある程度現場でも結果を出せるようになっていますし、喜ばれることも増えていますが、今後のことを考えても今自分が持っているテクニックのレベルが向上すればもっと言い結果が出せるはずです。

なぜなら先生に教わった後にセッションを行うと、先生の感覚に近い状態でクライアントさんの身体に触れることができるため、結果も良くなります。細かいところを修正することで結果は大きく変わります。それを感じるたびに、わかっているつもりになっているなと感じます。

 

サッカーのシュート動作について

小学6年生のサッカー選手のシュート動作についてアドバイスをいただきました。

シュートを放ってもどこか勢いがなく、改善に取り組んでいますが、先生が指摘されたのは足とボールの当たる位置。

右足でボールを蹴る際に、踏み込み足である左脚の位置が少し手前についており、ボールを身体の前で蹴っているため脚のスイングスピードが最大ではなく少し減速されたタイミングでボールを蹴っていることに問題がありました。

そのため勢いがないようなボールを蹴ってしまっていました。

踏み込み足の位置を変え、壁当てをする

この選手の動きの改善には、踏み込み位置を少し前にし、身体の真下でボールを蹴るようなイメージに変えること、また壁に向かって近い距離でボールを蹴ることをアドバイスいただきました。

これまであまりシュート練習をしておらず、少し長い距離でもパスが練習の中でも多くあるそうです。

男性ランナーと同じで日頃からふわっと走ってしまったり、ボールを蹴ってしまっていると最大スピードが出づらくなります。

近い距離で壁に向かって蹴ることで、ボールを蹴ったときの音と、ボールが壁に当たったときに聞こえる「バンッ!」という音を聞くと近いので、気持ちの良い音が鳴り、自分のイメージが良くなります。

この良いイメージを持つことも重要で実際に壁当てをした後に通常の距離でシュート練習すると勢いは変わっていました。選手も「気持ちよく速いボールが蹴れる」と変化を感じていました。

個人教授の後に指導したことで変わった動き

個人教授を受けた次の日に選手に指導する機会があり、実際にボールを蹴る際の踏み込み位置、壁に向かってボールを蹴って音を聞き、イメージを良くしていきました。

選手は動きが良いのですぐに理解し動きが変わっていましたが、何よりも感じた変化は選手自身の感覚が良かったためずっと壁に向かってボールを蹴り、「バンッ!」「バンッ!」と音を聞いていました。

指導の中で感じることは、指導する側が強制では意味がなく、練習やトレーニングの意図を理解し、それをやらせてみるとその通りになる。そうすると選手自身はその変化を敏感に感じ取り、さまざまな動きを“気持ちよく”でき“結果も良い”のでどんどん続けようという気になるということです。

気持ちの良い動きを繰り返し、結果も良いので数も増える。数が増えるとうまくなるので、まだまだ続けたくなるという好循環が生まれます。この循環を作り出すこともトレーナーとしての役割だということを改めて再認識しました。

ボールの勢いも増し、壁に当たるボールの音もどんどん大きくなっていき、選手自身に良いイメージを持ってもらうことができました。

 

まとめ

個人教授で学ばせていただいたことを抜粋して数か所まとめていきましたが、この他にも、

  • 乳がんについて
  • 食について
  • 歩き方やフラット着地のインプットのさせ方
  • テーピングの巻き方

などについてもご指導いただきました。

一年前に学んだことを振り返ってみると、やはり原因の追究の浅さがあり、今後もそこが課題にはなってくると思いますが、自分なりにもこの1年間は成長を感じられた1年になっていると思います。

これまで2ヶ月に1度のペースでしたが、さまざまなことが落ち着き、自分の方向性も改めて見定めることができたので、頻度をもう少し増やしてより多くのことを先生から学んでいきたいと思います。

クライアントさんから求められることが増える現状では、常に学び続ける必要があります。セッション数が増え、時間的には余裕がない中でこれまで以上の学びをするためには、いろんなところで工夫をし、自分自身の生活も細かく見返す必要があるかもしれません。

これからも少しでもクライアントさんにとって意味のある時間を過ごしていただけるように、学び続けていきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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