嬉しい報告|ニュースレターNO.001

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嬉しいメールが届きました。

それは高校陸上の近畿インターハイの結果報告でした。女子400mで57秒22の自己ベストで4位に入賞し、全国インターハイ出場が決定したという報告が高校の先生から入りました。昨年2年生のベストは59秒台、1年では200m 26秒台の選手でした。

 

練習内容について

4~5年前から、3校の高校の先生と陸上競技の勉強会をやっており、合同練習で実際に私がスプリント、長距離、投擲などについて指導し、どのような指導が適切なのか、世間で言われているような練習方法が果たして適切だろうかなど、いろいろ疑問を解決していくというものです。

私の基本的な考え方は、体力づくりと動きづくりが練習の中心となり、ハードと感じる練習はほとんどなく、練習時間もウォームアップからダウンまで2時間以内に終わるという合理的なものになっています。後は、いかに回復を促進するための休養を入れるかということです。

高校に入学してから3年の6月までいかに継続的に段階的に体力づくり(コンディショニング)を継続するかということです。走りこみの意味も基礎的な体力があってであり、現代の子どもたちは技術練習以前に練習をする体力が不足しています。素質のある選手は、体力がつけば突然大きな結果を残します。

正に突然変異的に現れます。3校のうち、2校からは全国大会に出場していましたが、残る一校からはなかなか出場するまでの選手が出てきませんでした。

しかし2年前、女子で中学のとき200mを27秒を切る選手が入ってきました。先生は2年半の計画で全国大会を目指されました。2年の終わりまでは、とにかく体力づくりと走り方を身につけさせることに重点をおいたのです。

私も不定期ですがランニング指導に出かけました。筋力づくりは我々の勉強会の中からつくったもので、専門的な筋力トレーニングが中心です。時間がないので、一般的筋力づくりから専門的筋力づくりへと進める手順が踏めないからです。2年の後半から体型も走りも変わりました。他校の先生からもその変身振りが明確にわかるほどでした。

2年の後半から400mを走り出しましたが、それまでは100mと200mが中心で、その中から400mの適正を見つけ出されたのです。最終的に400mを目指しましたが、300mや500mを走りこむようなことはありませんでした。

 

トレーニングと練習の考え方

400mを走りきるスタミナは基礎的な筋持久力をアップすることであり、走り込みをしなくてもトレーニングによってその能力を高めることができます。走りこみは危険がいっぱいです。本当の走り込みは大学に入ってからで十分です。高校の間に体力づくりと動きを身に付けさせることです。

3つの高校の先生方は、共通した理論を持ってそれぞれ異なったプログラムを指導されています。この点はウォームアップを見ればよくわかります。理にかなった動きの指導と効率のよいトレーニングによって選手たちは、全員レベルアップをしています。そのレベルアップの差は素質とどれだけ熱心にやったかという結果の差になっています。

無茶や無理をしないでいかにトレーニングと練習の質と量を考えるか、そしてそれを年間計画の中でどう組み立てるか理解できれば、この3校の選手たちのように素晴らしい変身を遂げることができます。

指導は、けっして指導者のマスターベーションになってはいけません。選手の自主性、意欲を引き出すことにつながる成果が見られる指導をしてほしいものです。そのためには、トレーニング計画と人間の動作ということについてもっと勉強する必要があります。

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